「消化管e-ラーニング」の改修と利用法:①放射線科専門研修用(基本領域)および②放射線診断専門医研修用(サブスぺ領域)
この度、日本医学放射線学会会員専用ページからアクセスできる「消化管e-ラーニング」の改修を行い、①放射線科専門研修用(基本領域)における利便性の向上と、②放射線診断専門医研修用(サブスぺ領域)での基準に基づいた利用が可能となりました。
① 放射線科専門研修用(基本領域)
放射線科専門医研修(基本領域研修)には60症例が用意されており、これを満たすことで確認テストを受けることができます。確認テストに合格した場合は、その結果が自動的に研修内容を記録する「研修プログラムシステム」に反映され、消化管エックス線検査の要件が満たされた形になります。自動反映の対象は2023年8月9日以降に確認テストに合格した方ですが、それ以前に合格した方も「研修プログラムシステム」にこちらで反映させるようにします。反映は9月中に実施する予定ですので、ご自身でも、10月以降にシステムに反映されたことをご確認ください。
②放射線診断専門医研修用(サブスぺ領域)
放射線診断専門医研修においても、日本専門医機構認定放射線診断専門医研修整備基準の内容を反映させた形でシステムの改修を行いました。
食道7症例以上、胃14症例以上、十二指腸・小腸5症例以上、大腸14症例以上を研修し、合計が40症例以上となった段階で、確認テストを受けることができます。確認テストに合格したら、(サブスペ用のオンライン入力システムがまだ整備されていないため)内容を放射線診断専門医研修手帳エクセル版に入力記録してください。
また、現在受講途中であり、まだ確認テストに合格していない方は、研修履歴が引き継がれていますので、上記条件を満たした時点で、確認テストを受けることができます。
<FAQ>
Q1.診断専門医研修用として消化管造影の臨床症例を20症例経験しています。残り20症例だけe-ラーニングで研修することはできますか?
A1.この消化管e-ラーニングでは、40症例研修しないと確認テストを受けることができませんので、20症例だけをe-ラーニングで研修することはできません。
Q2.診断専門医研修用としてe-ラーニングで研修した症例の中に、放射線科専門医研修(基本領域研修)で研修した症例と同じ症例が含まれていました。問題ないですか?
A2.今回の改修で、放射線科専門医研修(基本領域研修)で使用されている60症例は、放射線診断専門医研修用の症例から削除されました。しかし、既にこの60症例の中に含まれる症例を研修していた場合は、それも有効とします。
Q3.日本専門医機構認定放射線診断領域専門研修制度整備基準(第2版)運用細則 version 2 に記載されている「ポイント制による調整」について。消化管e-ラーニングで求められている40症例以上の研修を行った場合、40を超えて経験した症例数を「ポイント制による調整」に使用することができますか?
A3.できません。ポイント制による調整に利用できるのは、あくまで実際に経験した症例のみです。消化管だけでなく超音波検査や単純写真も同様です。
Q4.消化管e-ラーニングで研修した症例は、「経験すべき病態・疾患」に加えることができますか?
A4.できません。「経験すべき病態・疾患」に加えるのは、実際に経験した症例のみです。消化管だけでなく超音波検査や単純写真も同様です。