2023年07月10日

日本専門医機構認定放射線科領域研修(サブスぺ含む)
専攻医、指導医、統括責任者 各位

日本医学放射線学会
専門医制度委員会

研修や更新に関する事項で、2023年6月29日に開催された日本医学放射線学会理事会で決定・確認された内容をお知らせします。

1.機構認定放射線診断専門医、同治療専門医(サブスペシャルティ)の研修ついて
・消化管e-ラーニングを用いた研修
放射線科専門医研修で消化管e-learningを使った場合でも、サブスペシャルティ研修用に別の症例を用いて研修できるように改修を急いでいます。もうしばらくお待ちください。
・サブスペシャルティ研修の学術活動(論文執筆)
サブスペシャルティ研修の期間は基本領域に比して短く、短期間で研究論文を仕上げることが難しい施設もあると考え、以下の対応を追加しました。 放射線科専門医研修の際に複数の論文執筆に関与(筆頭また共著者)した場合、当該者が放射線科専門研修の修了要件に使用しなかった論文(*)について、サブスペシャルティ研修の学術活動(論文執筆)に適した内容であれば、サブスペシャルティ研修の学術活動(論文執筆)に使用することができます。ただし以下の要件を満たす必要があります。

  • 筆頭であれば問題なし(ただし掲載誌に関してはこれまで同様の制限あり)
  • 共著の場合、統括責任者が専攻医の貢献度を証明できること(研修評価のまとめに貢献度を記載する)
  • 1つの論文について著者に複数の専攻医がいる場合、研修用に申請できるのは、放射線科専門医研修専攻医、サブスペシャルティ研修専攻医あわせて3名以内とする。統括責任者は、1つの論文につき4名を超える専攻医が申請に使用しないよう配慮する。

*現在の日医放研修プログラムシステムでは、放射線科専門研修時の記録として学術業績に複数の論文を入力した場合、そのうちどれを研修修了要件として使うか印をつける機能はない(今後整備する)。このような場合、どの論文を放射線科専門医用にして、どれをサブスペ用にするかについては、上述のルールを念頭において専攻医と統括責任者が相談し、決定する。

2.機構認定放射線科専門研修修了時のサブスペシャルティ研修開始の届出
一般的なスケジュールでは3月末に機構認定放射線科専門研修を修了し、8月に実施される機構認定放射線科専門医試験を受験します。現時点では、合格者は、4月に遡って放射線診断または治療専門医になるための研修が始まっていたと認定しています。今後の機構からの調査にも対応できるように、3月末の研修修了時に、サブスペ研修では診断と治療のどちらを選ぶかについて届出を求めることとします(2022年4月~2024年4月放射線科専門研修開始者まで)。
2025年4月研修開始者からは、サブスぺ連動研修開始申請を研修プログラムシステム上で行うことになりました。

3.機構認定放射線科専門医の更新要件
放射線科専門医の更新要件である「領域講習・必須」については、2023年度までは領域講習の診断と治療の内容の組み合わせでも認めていましたが、すでに学会HP等で案内しているように、2024年度からは当該e-learningを受講して初めて更新の要件を満たしたことになりますので、ご注意ください。