2017年10月17日

-日本専門医機構認定の放射線科専門医に移行を希望する方も、従来どおり日本医学放射線学会の診断専門医・治療専門医の更新基準を満たす必要があります-

放射線診断専門医・放射線治療専門医を更新予定の学会員の皆様へ

日本医学放射線学会専門医制度委員会

-日本専門医機構認定の放射線科専門医に移行を希望する方も、従来どおり日本医学放射線学会の診断専門医・治療専門医の更新基準を満たす必要があります-

 日本専門医機構(以下、機構)による専門医制度が平成30年度から開始されます。これに伴い、日本医学放射線学会(以下、学会)が認定する学会専門医制度から、機構が認定する機構専門医制度へ移行する措置が開始されることになりました。

 現行の学会認定の制度では、「放射線科専門医(以下、学会専門医)」資格を取得した上で、放射線診断専門医(以下、学会診断専門医)資格または放射線治療専門医(以下、学会治療専門医)資格を取得した方に対して、5年後に所定の更新単位を満たした場合に学会診断専門医または学会治療専門医とともに、学会専門医資格を同時に自動更新してきました。

 一方、機構が進めている制度改革は基本領域(1階部分)とサブスペシャルティ領域(2階部分)で構成され、現在の学会専門医制度と同様の構造になっています。すなわち、基本領域の放射線科専門医(以下、機構認定専門医)資格を取得後、サブスペシャルティ領域の放射線診断専門医(以下、機構認定診断専門医)資格または放射線治療専門医(以下、機構認定治療専門医)資格を取得することができます。機構認定専門医の更新基準がすでに決定し、5年ごとに更新が行われることも学会専門医の更新と同様ですが、学会認定とは大きく異なり、所定の更新単位を取得することが必要です。

 機構では学会専門医から機構認定専門医への移行措置として、学会の認定する学会診断専門医ならびに学会治療専門医の資格更新時に、機構認定専門医の更新基準を満たす方に対しては、学会専門医に代わり機構認定専門医資格を認定可能とすることになりました。

 ただし、移行措置期間における、機構認定専門医への更新は、学会診断専門医ならびに学会治療専門医でそれぞれの年度に更新条件を満たす方のみを対象としており、年度を前倒ししての更新は行ないません。すなわち、年度ごとに、その年の更新該当者を順次認定していくことになります。したがって、機構認定専門医への移行を希望する場合も、診断専門医・治療専門医の更新は従来どおり学会認定ですので、学会の診断専門医・治療専門医資格の更新基準を満たしている必要があります。この点にご留意下さい。

 なお、学会の指定する期日に学会の更新基準は満たすものの機構が定める移行措置の条件を満たさない方は、従来の学会診断専門医または学会治療専門医としての更新と学会専門医の同時・自動更新をするか、または機構認定更新時期を延長することが可能です。

 機構認定の診断専門医・治療専門医の専門研修ならびに更新基準は現在検討中で、近い将来、基本領域の放射線科専門医ともども機構認定となり、学会認定の専門医はなくなることをご承知おき下さい。

 以上、ご理解の上、更新手続きの準備をお願い致します。

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