2011年11月10日

日本医学放射線学会理事長 杉村 和朗
放射線防護委員会委員長 中村 仁信
同委員 大野 和子

福島原発災害発生以来、日本医学放射線学会会員は、各地で多くの活動を継続されていることと思います。
防護委員会も、市民からの質問への対応や、除染方法、水やミルクの安全性に関する市民向けQ&Aを作成しHP上へ掲示してきました。
また、放射線専門医のためのスクリーニングの要点をまとめた資料の掲載、3月27日には、緊急講演会を開催し、学会の垣根を越えて取り組む枠組みを構築しました(共催:医療放射線防護連絡協議会、後援:日本医学会)。

現在福島原発の状況は安定しつつありますが、その一方で市民の放射線不安に対する心配は改善されたとは言い難い状況が継続しています。
また、残念ながら医療関係者の誤解や不用意な発言が市民の不安を増大したと思われる場合もありました。

ICRP(国際放射線防護委員会)委員長は、このような日本の現状をとても心配し、また、現場で活動する我々放射線科医へ心からの心配を寄せてくださいました。
今回は特別に休暇中の委員長から時間を頂戴し、JRS会員に向けた放射線防護に関する基本的な考えを伺う機会を得ました。

線量限度、しきい値無し直線モデル、母乳計測の可否など、我々も誤解が多い項目について、明快に説明していただきました。ぜひ参考にしてください。
我々放射線科医の正しい理解が放射線診療の今後の発展にも寄与すると考えています。

インタビュー実施日 2011/04/22

活用に当たっての注意事項

会員専用に委員長が個人の資格で応じたインタビューです。
講習会等で利用する際には、本HPからアクセスして流してください。
HPからのダウンロードも関係者外への流布を防止するために控えてください。